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アリーナエリア中央に円形ステージが設置され、その上にあるLEDビジョンにカウントダウンが映る。ゼロになった瞬間、ステージ上にはエド・シーランの姿。大歓声の中、「Tides」からライブはスタート。演奏中、楽しそうに「気分はどう?」とオーディエンスに話しかけるともちろん、「YES」という反応があちこちから上がった。
続いてクリス・ステイプルトンとブルーノ・マーズとのコラボ曲であるロックナンバー「BLOW」を披露し、「東京、どう?」と問いかけてから、アコギに持ち替えて「Im a Mess」へ。回転するステージ上でループステーションを使い、空いた手でハンドクラップ。
Photo by Mark Surridge
「東京に来るのがずっと夢だった。初めて来たのは2012年のフジロックの時。当時はまだ僕の音楽を知っている人は少なかったけど、またこうして来られて嬉しい。
バンドはいるが、ループステーションを多用し、美しいメロディと繊細で伸びやかな歌、雄弁なギターというエドのライブのうま味を最大限味わえるような内容だった。エドの人間味もあり、ドームであることを感じさせないほど、その距離感は近く、親密な空気が流れていた。オーディエンスは大いに歌い、歓声を上げ、スマホライトを照らし、尊い時間を楽しんでいた。
Photo by Mark Surridge
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エミネムとの「River」、ファイヤーボーイDMLとの「Peru」、カリードとの「Beatutiful People」、カミラ・カベロ&カーディー・Bとの「South of the Border」、ジャスティン・ビーバーの「I Dont Care」と、数々のアーティストとのコラボ曲をメドレーで披露する場面もあった。ジャスティン・ビーバーに提供した「Love Yourself」はアコギ一本でのセルフカバー。改めてその名曲ぶりに惚れ惚れした。
オールタイムベストのようなセットリスト。この日だけのスペシャルがONE OK ROCK・TakaとのONE OK ROCKの代表曲「Whatever You Are」のデュエットだ。
Photo by Mark Surridge
アンコールはジャイアンツのユニフォームに着替えたエドが超絶なギターテクニックとボーカルゼーションを見せつけた「You Need Me, I Don't Need You」からスタート。パワフルなラップも披露し、”You Need Me, I Don't Need You”のコール&レスポンスでも盛り上がった。約7年前、世界中を席巻したあのイントロが流れ、「Shape of You」へ。もちろん最初から最後まで大合唱が巻き起こった。エドが「もう1曲欲しい?」と問いかけ、最後は「Bad Habits」。
→今回のセトリのプレイリストはこちらから
https://edsheeranjp.lnk.to/tour
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