そんな新章を目前に控えたいま、もうひとつ見逃せないのが、東京・大阪の劇場で開催中のVRコンサートツアー『LE SSERAFIM VR CONCERT:INVITATION』だ。筆者も先日、このVR空間に足を踏み入れてきた。ネタバレは避けつつ総括するならば、これは「ライブ」「ミュージックビデオ」「ファンミーティング」のどのカテゴリーにも収まらない、まったく新しい種類の音楽体験だった。
【写真ギャラリー】『LE SSERAFIM VR CONCERT:INVITATION』
まず度肝を抜かれたのは、LE SSERAFIMが得意とするコンセプチュアルな楽曲群の”世界観”に、ここまで深く没入できるのかという点である。「SPAGHETTI (Member ver.)」や「Perfect Night」といったトラックが、MVや歌詞と地続きの風景として360度に立ち上がってくる。楽曲に込められた物語やヴィジュアルイメージが、空間ごと目の前に展開していくのだ。MVを観るのとも、ライブ会場で楽しむのともまったく違う——文字どおり"楽曲の中に入る"という表現がいちばん近い。
一方で、これは確かに”ライブ体験”でもある。ロックアレンジで放たれる「ANTIFRAGILE」の破壊力。そして、流麗な振り付けの指先までを間近で堪能できる「Come Over」。
4月14日、VRコンサート試写会の様子
そして、FEARNOT(LE SSERAFIMのファンネーム)にとって見逃せないのが、推し活装置としての完成度の高さだろう。ヘッドセットが手の動きを認識してくれるため、推しの姿にグッときた瞬間、ペンライトを振ったり、両手でハートマークを作って送ったりできる。さらに、メンバーを一人指名すると、その推しと至近距離で一対一に向かい合うという疑似体験の時間まで用意されている。目が合い、微笑みかけられる——これを”究極のバーチャル推し活”と呼ばずして、いったい何と呼べばいいのだろうか。
『PUREFLOW』pt.1のアルバムトレーラーが描いたのは、5人の”Chosen Family”としての絆だった。そのテーマを踏まえてこのVRコンサートを振り返ると、『INVITATION』というタイトルの意味がより重層的に響いてくる。画面の向こう側ではなく、LE SSERAFIMと同じ空間に立つことを許される”招待状”。それは、FEARNOTもまた彼女たちの選ばれた家族の一員なのだという、静かなメッセージのようにも感じられた。そして、恐怖心を乗り越えて前進するという新章のテーマは、「恐れるな」を意味するFEARNOTというファンネームそのものと、美しく呼応している。
「CELEBRATION」の配信を皮切りに、『PUREFLOW』pt.1のリリース、そして8月の『SUMMER SONIC 2026』大阪・東京公演へと、LE SSERAFIMの2026年はまさに新章へと突き進んでいく。
(C) HYBE JAPAN / (P)&(C) SOURCE MUSIC
『LE SSERAFIM VR CONCERT:INVITATION』
■公式サイト
https://campaigns.weverse.io/WV1294Q9PU
■上映スケジュール・劇場情報
4月15日(水)~5月14日(木)東京 @109シネマズプレミアム新宿
4月15日(水)~5月7日(木)大阪 @T・ジョイ梅田
※上映スケジュールは各劇場のサイトよりご確認ください。
※詳細は公式サイトをご確認ください。
■チケット料金
東京|109シネマズプレミアム新宿:5,000円(税込) ※AfterWork招待券は4,500円(税込)
大阪|T・ジョイ梅田:4,400円(税込) ※AfterWork招待券は3,850円(税込)
※109シネマズプレミアム新宿では、全席プレミアムシート、ハイスペックな映写設備に加え、全シアターの音響を坂本龍一氏が監修。VRコンサートの世界に没入いただける特別な環境をご提供いたします。
■お問い合わせ先
チケット・上映・施設に関するお問い合わせは、上映劇場の公式サイトをご確認ください。
■主催:HYBE JAPAN
■主管:SOURCE MUSIC
■制作:AMAZE


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