日清食品ホールディングスは、食品企業としては世界で初めて、人的資本に関する情報開示の国際的なガイドライン「ISO30414」の認証を取得した。同社はグループの理念研修や企業内大学設立などを実践し、人的資本の情報開示にも注力している点が認証取得の評価対象となった。


中長期的な企業価値向上のために人的資本経営の注目度が高まっている。「ISO30414」は、その情報開示の状況を分析および解析するための国際的な指標となっている。

日清食品グループは「人的資本経営」の推進を掲げ、

【1】グループ理念の浸透(「カップヌードルミュージアム横浜」での体感型研修や職場ミーティングなど)
【2】自律的なキャリア形成の支援(公募制度の導入ほか、24年度より『日清流JOB型制度』を管理職に導入など)
【3】企業内大学「NISSIN ACADEMY」を中心とした人材育成(全社員を対象に階層別研修等の公開型プログラム、経営者候補等に向けた選抜型プログラムを展開など)
【4】ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(女性活躍推進、男性育児休業取得率向上のための取り組みを精力的に実施など)

――の4つを柱に取り組んでいる。

今回の認証取得にあわせ、同社グループの人的資本に関する取り組みをまとめた「Human Capital Report 2023」を発行した。自社WEBサイトで公開中。