バレンシアとマンチェスター・シティを経て2022年1月にバルセロナに加入したF・トーレスは、ここまで公式戦通算202試合に出場し63ゴール22アシストをマーク。ハンジ・フリック監督のもとでは先発起用の機会こそ限られているものの一度ピッチに立てば結果を残し、昨シーズンの国内3冠に貢献したほか、今シーズンのラ・リーガではスペイン代表FWラミン・ヤマルに次ぐチーム内2位の14ゴールを挙げている。
そんなF・トーレスの現行契約は2027年6月末までで、来る2026-27シーズンが契約最終年に。報道によると、ピッチ上で安定したパフォーマンスを発揮しているにも関わらず、クラブは現時点で契約延長を打診していないという。クラブの方針は定かではないが、今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリードからアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの獲得を目指す場合には、“トレード要員”として交渉の材料に含まれる可能性もあるようだ。
また、新たな長期契約の締結を目指す上でラ・リーガが定めたサラリーキャップ規則が障害になる可能性が高いとも報じられている。契約延長が難しい場合、今夏は移籍金を獲得するチャンスとも言えるが、フリック監督やデコSD(スポーツディレクター)らはどのような決断を下すのだろうか。
なお、バルセロナではポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの契約満了が6月末に迫っているほか、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードのレンタル期間は今夏に終了。レヴァンドフスキについては減給を盛り込んだ1年間の契約延長、ラッシュフォードについては完全移籍移行の可能性も報じられているが、F・トーレスを含めて攻撃陣の中核を担う3選手の去就が不透明となっている。

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