現在33歳のエル・シャーラウィは、これまで2度のローマ在籍期間で公式戦通算346試合に出場し、65ゴール50アシストを記録。
今シーズンはロレンツォ・ペッレグリーニに代わってカピターノを務めた一方、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の下で思うように出場機会を得られず。公式戦27試合1ゴール3アシストの数字を残したものの、先発出場は9試合にとどまっていた。
そして、今月15日には自身のインスタグラムを通じて今季限りでの退団を明かしていた。
そんななか、17日に行われたセリエA第37節、ラツィオとのデルビー・デッラ・カピターレは本拠地スタディオ・オリンピコで行われる今季ホーム最終戦となり、“ファラオーネ”の愛称で知られる元イタリア代表FWにとってはジャッロロッシのユニフォームをまとってプレーするオリンピコでのラストゲームとなった。
チャンピオンズリーグ(CL)出場権も懸かる重要な一戦でガスペリーニ監督は、1点リードの後半頭から背番号92を投入。後半半ばには盟友ジャンルカ・マンチーニのドッピエッタ達成となるゴールによって2-0のスコアでさらに優位に立つと、後半終盤には惜別のゴールチャンスも訪れたが、少し力みもあったか、シュートを枠に飛ばせず。
その際にはベンチサイドの指揮官やチームメイトも思わず頭を抱え、改めてチームから愛されている存在だったことがうかがい知れた。
それでも、自身最後のデルビーは2-0の快勝に終わり、チームも同時刻開催だったユヴェントスの取りこぼしによってCL出場圏内の4位に浮上。限りなく最高の形でオリンピコでのラストマッチを終えることになった。
同試合後、イタリア『DAZN』のフラッシュインタビューを受けたカピターノは目に涙を浮かべながらこう語った。
「このクラブは僕にすべてを与えてくれ、選手としても人間としても大きく成長させてくれた。
さらに、「希望はあったし、僕らは自分たちの役割を果たした。相手のミスにつけ込むことができた。チャンピオンズリーグ出場権は僕たちにふさわしいものであり、これからも戦い続ける」と、すでに降格が決定している19位ヴェローナとの運命の最終戦へ意気込んだ。
また、エル・シャーラウィとともに『DAZN』のインタビューに応えた殊勲のマンチーニは、「エル・シャーラウィと6年間も一緒にプレーできたのは幸運だった。昨日、彼は(感傷に浸って)一日中一人でいたけど、僕らは彼を尊重していたんだ。だけど、今日は彼にゴールを決めるように励まし、実際惜しいところまで迫った。彼がいなくなるのは寂しいけど、僕はいつまでも彼を愛し続けるよ」と、盟友への想いを語っている。
【ハイライト動画】エル・シャーラウィの花道飾ったローマダービー

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