日本代表FW南野拓実が所属するモナコが、2026-27シーズンからの新監督として、フィリペ・ルイス氏を招聘するようだ。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が28日に報じている。


 現在、モナコはベルギー人指揮官のセバスチャン・ポコニョーリ監督が率いている。ポコニョーリ監督はユニオン・サン・ジロワーズを90年ぶりとなるリーグ優勝へ導き、昨年10月、アドルフ・ヒュッター前監督の後任としてモナコに到着。だが、今シーズンのモナコは、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメントプレーオフ敗退に終わり、リーグ・アンは7位でフィニッシュ。来季のCL出場権はおろか、ヨーロッパリーグ(EL)出場権も逃し、来季はカンファレンスリーグ(ECL)に出場することが決まっている。

 このような状況のなか、ポコニョーリ政権がわずか8カ月で幕を閉じる可能性が指摘されている。今回の報道によると、モナコは南米で評価を上げる40歳の青年指揮官の招へいに動き、既に合意に至ったようだ。

 その人物とは、現役時代にアトレティコ・マドリードやチェルシーで活躍し、ブラジル代表としても国際Aマッチで44キャップを刻んだフィリペ・ルイス氏。同氏はフラメンゴに在籍していた2023年限りで現役キャリアに幕を下すと、同クラブのアカデミーで指導者キャリアをスタート。瞬く間にステップアップし、現役引退から約10カ月後には、ブラジルの名門でトップチームの指揮を託された。

 監督としてのキャリアが浅い状況ながら、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAやコパ・リベルタドーレスなど、数々のタイトルをフラメンゴにもたらし、FIFAクラブワールドカップ2025でもベスト16にチームを導いた。しかしながら、2026年に入ってからは黒星の数も増え、今年3月に解任されていた。

 そんなF・ルイス氏については、今夏に欧州に上陸する可能性が取り沙汰されていた。
古巣チェルシーの新指揮官候補として名前が挙がったこともあり、直近ではドイツメディア『スカイスポーツ』によって、レヴァークーゼンが新監督の最有力候補として招へいに動いているとも報じられた。だが、今回の報道によると、F・ルイス氏は、監督キャリアの第一歩目をモナコで踏み出す可能性が高いという。

 ロマーノ氏によると、F・ルイス氏は既にモナコのオファーを受け入れたという。2028年6月30日まで、2年契約を締結する見込みだ。

 果たして、来季のモナコのベンチにはF・ルイス氏が座っているのだろうか。
編集部おすすめ