◆イースタン・リーグ オイシックス3―2巨人(20日・ハードオフ新潟)

 巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手が、公式戦初長打となる適時三塁打を含む2長打を放った。

 イースタン・オイシックス戦に「7番・遊撃」で先発出場。

1点を追う4回2死一塁で相手の先発右腕・能登に対すると、カウント3ボール1ストライクから甘く入った直球を強振。快音を残した打球は中堅手の頭上を越え、フェンス手前で弾む一時同点の適時三塁打。続く7回先頭でも左翼線へ二塁打を放ってチャンスメイクした。

 左手有鉤(ゆうこう)骨の骨折から復帰し、この日が20試合目。50打席目で生まれた初長打が貴重な得点をもたらした。試合後、桑田2軍監督は「長打が出るようになって顔つきが良くなってきた。ようやく(実戦の中での)リハビリが終わったばかりで、まだまだこれからだけど楽しみだね」と評価した。

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