◆米大リーグ ドジャース―ナショナルズ(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日午前11時10分開始予定)、本拠地・ナショナルズ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。前日19日(同20日)の本拠地・パドレス戦では9回の5打席目に右脇腹付近に死球を受けて赤い跡がついていたが、スタメン入りした。

 22日(同23日)には本拠地・ナショナルズ戦で中5日で2度目の登板が予定されている大谷。この日は登板2日前のルーチンでもあるブルペンでの投球練習を行って20球を投げた。ロバーツ監督、フリードマン編成本部長、プライアー投手コーチらが見守っていた中で変化球を交えながら投球練習。ロバーツ監督は「予定通りブルペンで投げた。日曜日は変わらない」と話した。

 16日(同17日)の本拠地・パドレス戦では、エンゼルス時代の23年8月23日以来663日ぶりに投手で復帰。1回28球で2安打1失点だったが、最速100・2マイル(約161・3キロ)をマークし「結果的にはイマイチでしたけど、自分の中でいいイメージを持って前進できる材料はいっぱいあったと思うので、いい1日だったと思います」と手応えをつかんだ復帰登板となった。

 さらにバットでも1点を追う2打席目に同点の適時二塁打を放って自らの黒星を消すと、3打席目にも右前適時打で4打数2安打2打点でチームの逆転勝ちに貢献。二刀流でのフル回転に「1点取られて、バットで2点返して1イニング消化したと思えば、トータルで見ればプラスかなとは思うので、試合としてはよかったんじゃないかなと思います」とさらりと言い放っていた。

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