◆イースタン・リーグ オイシックス1―6巨人(21日・ハードオフ新潟)

 巨人の育成2年目・園田純規投手(19)が21日、“桑田カーブ”を駆使して快投した。イースタン・オイシックス戦(ハードオフ新潟)に先発し6回1安打無失点で5奪三振。

最速149キロで2軍公式戦デビューから2連勝とした。2~4回はいずれも先頭打者に四球を与えたことを反省しつつ「結果としては良かったかなと」と冷静に振り返った。

 登板2日前の19日、G球場で桑田2軍監督から代名詞であるカーブの握りを伝授された。積極的に投げ込み、打者の狙いを惑わせて見逃しやファウルを奪った。「打者が軌道についてくる感じもなかった。直球を軸にカーブも試しながら、理想のスタイルで投げられた」と収穫を得た。

 14日のイースタン・ヤクルト戦(戸田)に続く好投で、2試合計11イニングでわずか1失点。「暑さの中で投げられる体力をつけて頑張りたい」。成長著しい若武者に、桑田2軍監督も「投げるたびに成長している」と目を細めた。(小島 和之)

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