◆米大リーグ ドジャース―ナショナルズ(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ナショナルズのJ・ウッド外野手(22)が21日(日本時間22日)、敵地・ドジャース戦に「2番・左翼」で先発出場。4回に2試合ぶりの一発となる21号先制ソロを放った。

 0―0の4回先頭。ド軍先発・メイの94・2マイル(約151・6キロ)シンカーを完璧に捉え、打球速度113・1マイル(約182キロ)、角度27度、飛距離451メートル(約137・5メートル)でセンター右への特大アーチとした。

 身長201センチ、体重106キロの“新怪物”は昨季メジャーデビューを果たし、79試合で打率2割6分4厘、9本塁打、41打点。2年目の今季はこの日まで76試合で打率2割7分9厘、20本塁打、56打点と大幅に数字を伸ばし、今後の覚醒を予感させている。

 ナショナルズからはハーパー(現フィリーズ)、ソト(現メッツ)らメジャーを代表する左の長距離砲が誕生しており、ウッドもその系譜を継ぐ大器となりそうだ。

編集部おすすめ