◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人―西武(22日・東京ドーム)

 巨人の戸郷翔征投手が今季3勝目をかけて先発登板するも5回6安打3失点、4四死球で降板した。

 初回、先頭の西川に投じた初球が右肘に当たり死球を与えた。

続く滝沢がバントをすると、捕球した大城が二塁へ送球したが悪送球で出塁を許した。さらに、長谷川に犠打を決められ1死二、三塁とピンチを招いたが4番のネビンを見逃し三振、5番の山村を空振り三振に斬って切り抜けた。

 2回は先頭の源田に一塁手の真横を抜ける二塁打を打たれると、炭谷に四球で出塁されて再びピンチを招いた。続く仲田には中前打を打たれて無死満塁とすると、武内の犠飛で先制点を奪われた。さらに、1死一、三塁では西川にも犠飛を打たれて2点目を追加された。

 3回は先頭の長谷川を三飛、ネビンには左前打を打たれると山村に右前打をゆるして、キャベッジの失策も絡まり1死二、三塁とピンチを拡大。続く源田に初球のフォークを弾きかえされると打球は戸郷の左膝の下付近に直撃し、投手強襲の内野安打となり3点目を与えた。

 3点ビハインドの4回は先頭の武内に四球を与えるも後続を断って無失点だった。5回は先頭の長谷川に中前打、続くネビンに四球を与えたが得点を許さなかった。裏の攻撃では先頭で打席が回ったが荒巻が代打で出場し、そのままベンチへ下がった。

 右腕は「連勝の良い流れで渡してもらったのですが、その流れに乗るような投球ができずに申し訳ないです」と振り返った。

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