◆米大リーグ ドジャース―ナショナルズ(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのW・スミス捕手(30)が21日(日本時間22日)、本拠地・ナショナルズ戦に「4番・捕手」で先発出場。6回に3試合ぶりの9号ソロを放ち、5年連続6度目の2ケタ本塁打に王手をかけた。

 2点を追う6回先頭。ナ軍先発・アービンの89・4マイル(約143・9キロ)直球をバックスクリーンまで運んだ。ホームランキャッチを狙った中堅・ヤングはグラブに当てながらも捕球することはできなかった。

 新人のラッシングとの併用で、時よりスタメンを外れる“打てる捕手”のスミスだが、18日(同19日)のパドレス戦では代打でサヨナラ本塁打を放つなど打者としてもチームに欠かせない存在だ。

 この日まで打率3割2分5厘は同僚のフリーマンに次ぐリーグ2位だったが、この日は2回に二塁打を放ち、9号ソロでマルチ安打を記録。この一発で打率3割3分となり、現時点で首位打者に躍り出ている。

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