◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島5―2楽天(22日・マツダスタジアム)
広島は、逆転勝利で4カードぶりに勝ち越した。2点を追う4回2死満塁で先発・森に代えて打席に送った中村奨が、逆転の左越えの走者一掃二塁打。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
―中村奨選手、初球をひと振り
「いやぁ本当、嫌な空気、重い空気だったんですけど、ひと振りで一気に変えてくれましたね。格好良かったですね、奨成」
―代打で初球、ファーストスイングで捉えた内容について
「まず代打で初球から振るというのも難しいですけど、すごい打球でもありましたし、彼の成長を感じます」
―4回2失点の森投手に代えて打席に送った
「森も打ち取った当たりがイレギュラーしたりしてエラーになって、かわいそうだったんですけど、あそこは2アウト満塁になったら代打にいくと決めていましたので、森も今日は不運な面もありましたけど、次の登板また頑張ってもらいたいです」
―他に代打の候補がいた中での起用
「この前もいい結果を出しているし、あそこはもう。ピッチャーのタイプにもよるけどね、ドウ(堂林)は真っすぐにすごく強い。タイプにもよるけど、計算したら2アウト満塁になったら投手のところだったので、2アウトになったら奨成いくよというのは、イニングの頭から言っていました」
―5回から継投。中継ぎ陣が耐えた
「よく耐えてくれましたね。また、坂倉の追加点、2点タイムリーも非常に大きかったです」
―交流戦5割
「これもひとえに選手の頑張り、選手のおかげだと思います」
―交流戦では打線が活発だった
「そうやね。パ・リーグの投手との対戦で、初見の投手が多い中、自分たちから攻撃的にどんどんスイングを仕掛けてくれて、得点を取れた試合も多かった。
―改めて交流戦の総括を
「選手がよく頑張ってくれたと思います。打線は開幕したときより、けが人もいたけど、攻撃力は上がっていると思う。また、交流戦では機動力に関しても勇気を持ってスタートを切ってくれたので、機動力を交えられたところも得点力が上がった要因だと思う。引き続き、レギュラーシーズンでも継続してやっていきたいと思います」