◆イースタン・リーグ オイシックス1―3巨人(22日・ハードオフ新潟)

 巨人のマレク・フルプ外野手が、2本の三塁打を放つ活躍で勝利に貢献した。

 イースタン・オイシックス戦に「3番・左翼」で先発出場。

初回2死で元広島・藪田から中越え三塁打を放ち、その後先制のホームを踏むと、1点リードの8回1死二塁でも再び前進守備の中堅手の頭上を越える適時三塁打を放ち、貴重な追加点をもたらした。2安打1打点で連続試合安打を4に伸ばし、「大事なところでチームの勝利に貢献する安打が出てうれしい。ボールもしっかりと見えているし、打撃の感触は非常にいい」と振り返った。

 チームでは、岡本が左肘靱帯損傷で全治3か月程度が見込まれる重傷で離脱中。193センチ、99キロの恵まれた肉体を持ち「チェコのジャッジ」と呼ばれる大砲候補のフルプにも、結果を残し続ければ支配下昇格のチャンスがある状況だ。昇格期限となる7月末までは約1か月。「(来日2年目は)もう日本に来て6か月以上がたっていますが、桑田監督、矢野コーチ、橋本コーチにご指導いただき、非常に成長できていると感じている。そのほかは自分ではコントロールができないことなので、毎日を精いっぱいに取り組んでいければと思います」と力を込めた。

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