◆日本生命セ・パ交流戦 2025 中日4―1日本ハム(22日・バンテリンドーム)
日本ハムは22日、中日戦(バンテリンD)に1―4で敗れ、交流戦Vを逃した。「2番・三塁」でフル出場した清宮幸太郎内野手(26)は、二塁打2本を含む4打数3安打と猛打賞をマーク。
甘く入ってきた変化球を、自然にはじき返した。初回1死走者なし。中日先発・松葉の初球、121キロのスライダーを捉える右中間二塁打だ。4回に右前打、6回には再び右中間二塁打を放ち「ちょっとずつ良くなってきたかなと思います」とうなずいた。
引き出しの多さも証明した。21日に先発した本格派右腕の高橋宏に対し、松葉は軟投派左腕。「球速差もありますし、外から(入ってくる)というよりベース板の中から外の球が多い」と、いつもより打席の中で投手寄りに立った。「工夫して臨めた結果が良かった」と自画自賛した。
チームは敗れ、交流戦はV逸。27日からはパ・リーグ同士の戦いに戻っていく。「シーズンは長いので、リーグ優勝に向けてやれれば。
(山口 泰史)