◆米大リーグ カージナルス―カブス(23日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が23日(日本時間24日)、本拠のカブス戦に「5番・左翼」で先発出場し、自身3試合ぶりとなる10号先制2ランを放った。ヌートバーにとっては4年連続の2けたアーチとなった。
両軍無得点の4回だった。ヌートバーは2死二塁のチャンスで先発右腕ブラウンのフルカウントからのナックルカーブをすくい上げた。34度の角度で飛び出した打球は右翼席中段に飛び込む先制の10号2ラン。ヌートバーは二塁を回ったところで両手を広げて喜びを表しダイヤモンドを一周した。
ヌートバーは6月7日ドジャース戦からノーヒットが始まり、ずっと座っていた1番から外され、17日ホワイトソックス戦まで31打席連続ノーヒットだった。しかし、19日のホワイトソックスとのダブルヘッダー第1試合の第1打席で一塁内野安打すると、第2試合の延長10回には5月27日オリオールズ戦以来の9号アーチ。右腕アルタビラの直球を右中間スタンドにたたき込んだ。