◆JERAセ・リーグ ヤクルト7―6広島(21日・神宮)
ヤクルトは2点を追う9回に赤羽由紘内野手が左翼ポール直撃の逆転サヨナラ3ランを放ち、今季初の4連勝を飾った。
最大5点差をはねのけての勝利に高津臣吾監督は「神宮での最後の4試合、非常に打つ方は粘りが出てきたというか、接戦に持ち込めるようになって、一つ勝ち越せるようになって。
1―6の6回に山田が球団最多タイとなる通算304号2ランで反撃開始。9回には代打攻勢で2死一、三塁の好機をつくると、最後は赤羽が公式戦初のサヨナラアーチを描いた。「赤羽は狙ったか、狙ってないかはちょっとなんとも言えないけれども、よく仕留めたんじゃないですかね」と絶賛した。
前半戦83試合を28勝50敗5分けで終えた指揮官は、後半戦に向けて「この4試合のようなゲームが少しずつできるようになってきた実感もあるし、後半残り60試合、この粘りを持って戦っていきたいなと思います」と見据えた。