◆第107回全国高校野球選手権群馬大会▽準々決勝 高崎6―2桐生第一(22日・上毛新聞敷島)
群馬県で屈指の県立進学校・高崎が春の県大会準優勝の桐生第一を下し、21年ぶりの4強進出を果たした。
エース右腕・黒田湊投手(3年)が、7安打2失点で完投。
強豪私立の桐生第一に対し、4回表に大量4点を先制し、終始有利に試合を進めた。飯野道彦監督(43)は「ここまでの2試合は、負けてもおかしくない試合だった。どれだけ桐生第一さんに通用するか、というところで、選手は臆することなく力を発揮してくれた」とたたえた。
高崎は1981年と2012年のセンバツに出場した実績があるが、夏は県4強が最高。黒田は「私学を倒さないと、甲子園は見えてこない。(前橋)育英や健大(高崎)の上を意識してやっていきたい」と言葉に力を込めた。