「マイナビオールスターゲーム2025」(23日・京セラD、24日・横浜)第1戦の予告先発が22日に発表され、巨人の守護神、ライデル・マルティネス投手(28)が全セのスターターに指名された。先発は中日時代の18年6月5日・ロッテ戦(ナゴヤD)以来。
吉川が初の球宴で華麗なグラブさばきを披露する。今季2度目の劇打を放った21日の阪神戦(東京D)から一夜明け、大阪へ移動。サヨナラ打通算7度の勝負強さで“お祭り男”の期待が高まるが「自分は『守備の人』なので。しっかりいいプレーが見せられるように頑張ります」とうなずいた。
広大な守備範囲を誇る二塁守備で、昨季はゴールデン・グラブ賞を初受賞。ヒット性の当たりをもぎ取るたびに、SNSでは「残念そこは尚輝」がトレンドワード入りするのが恒例だ。遊撃手部門では、球界屈指の名手の矢野(広島)が初選出。球宴ならではの鉄壁二遊間コンビが実現する可能性もある。
試合では用具契約を結んでいるアディダス社から提供された「フラッシュイエロー」のスパイクと打撃用手袋を着用する予定だ。「球宴とは無縁だったので、今回は思い出に残るオールスターになればいいかなと思います」。念願の大舞台は守りで盛り上げる。