◆米大リーグ フィリーズ―レッドソックス(22日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 フィリーズのカイル・シュワバー外野手が22日(日本時間23日)、本拠のレッドソックス戦に「2番・DH」に座り、3試合ぶりの33号を放ち、この時点でスアレス(ダイヤモンドバックス)に3本差、大谷翔平(ドジャース)に2本差に迫った。

 2回2死無走者からシュワバーが中堅に33号をかっ飛ばした。

右腕フィッツのカウント3―1からのスライダーをバックスクリーン右横のブルペンにたたき込んだ。29度の角度で打球速度は102・3マイル(約164・6キロ)。飛距離は410フィート(約125・0メートル)の会心の一打だった。

 シュワバーは15日のオールスター戦で史上初めて突入した延長戦の本塁打競争「スイングオフ」にナ・リーグ3人の出場選手に起用。3スイング×3人の合計で争われ、2人目で登場すると全3スイングでスタンドインさせ、ナ・リーグに勝利をもたらし、MVPに選出された。その好調ぶりは後半戦に入っても5試合で3発目と続いているようだ。

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