◆米大リーグ マリナーズ―ブルワーズ(22日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 マリナーズのC・ローリー捕手が22日(日本時間23日)、本拠のアストロズ戦に「3番・捕手」で先発出場し、7試合ぶりの39号を放った。

 両軍無得点の均衡を破ったのは主砲の一発だった。

6回2死無走者、3番手投手の右腕ミアーズのカウント2―2からの外角直球を強引に右翼に運んだ。角度29度、約166キロの打球速度で飛び出した放物線は右翼席中段に突き刺さった。

 この日はここまで怪物ミジオロウスキーに中直、空振り三振だった。

 ローリーはオールスター前日のホームランダービーでは打撃投手の父、捕手の弟と一家で臨んで初出場初優勝。捕手としては史上初Vで、両打ちの選手としても初の単独優勝を飾った。ただ、後半戦最初の4試合は17打数3安打で打点1とバットが湿っていただけに、久々の一発で再び量産モードになりたいところだ。

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