◆マイナビオールスターゲーム2025 全セ―全パ(23日・京セラD)

 2025年の野球殿堂入りの表彰式が試合前に行われた。競技者表彰で殿堂入りした元阪神の掛布雅之氏と元中日の岩瀬仁紀氏、特別表彰の富沢宏哉氏の代理で友寄正人氏が出席。

野球殿堂博物館に掲額されるレリーフのレプリカと花束が贈呈された。

 巨人・阿部監督から花束を受け取った掛布氏は「大変すばらしい栄誉をいただきましたが、私一人の力ではありません」とあいさつ。阪神球団や仲間、家族への感謝を述べると「私が思うミスター・タイガースはタイガースを愛し、応援し続けてくれるファンのみなさんです。そのファンの方々とこれからも白球に憧れ、白球を追い続けたいと思います」とつづった。

 阪神・藤川監督から花束を受け取った岩瀬氏は歴代の監督に感謝。プロ入り時の星野仙一監督の元でのプレーを「後にも先にも、あれほど厳しい監督はいませんでした。そんな中でできたことが長く野球をできたことにつながったと思います」と回想し、クローザーを任せてもらった落合博満監督の時代については「信頼して使っていただいた。信頼してもらっていると感じられることで人間は体が動くと思います」と語った。

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