巨人・井上温大投手が31日の中日戦(バンテリンドーム)で4勝目を目指し、後半戦最初の先発マウンドに上がる。30日は敵地で最終調整。

5月21日の阪神戦(甲子園)を最後に、7登板、2か月以上白星から遠ざかっているだけに「試合に勝つこと。本当にそれだけ。それ(勝利)に必要な、先頭バッターをしっかりアウト取ったり、初球をストライク取ったり、そういう自分のできることに集中してやりたい」と必勝を期した。

 前回は前半戦最終戦の21日・阪神戦(東京D)で5回5失点。計3本塁打を浴びたものの、攻撃陣が奮起して試合はサヨナラ勝利した。7回途中0封だった9日(福島)以来の対戦となる中日打線は「中軸もそうですけど(1番)岡林選手だったりがランナーで出てしまうと大量得点につながるのでその前にランナーをためないようにしたい」と警戒。「間隔も少し空いている。体も休めて、コンディションも整えられたので、いい時間を過ごせたと思う」と引き締まった表情を浮かべた。

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