◆米大リーグ レッズ―ドジャース(30日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が30日(日本時間31日)、敵地・レッズ戦に「2番・投手」で先発出場し、初回1死走者なしの1打席目は一ゴロに倒れた。

 レッズ先発はニック・マルティネス投手(34)。

18~20年に日本ハム、21年にソフトバンクでプレーした右腕だ。昨季メジャー自己最多10勝を挙げ、今季も試合前の時点でキャリアハイペースの9勝(9敗)。日本ハム対決ともなる大谷は、23、24年に対戦して4打数無安打に抑え込まれていた。

 前日のレッズ戦には「2番・DH」で先発出場し、まさかの1打席目から4打席連続三振を含む5打数無安打。連続試合安打も今季最長タイの「9」で止まった。二刀流出場時は試合前時点で今季6試合で24打数6安打の打率2割5分ながら、2本塁打9打点と当たっている。

 投手としては、今季7度目で最長となる4イニングを投げる予定。前回登板21日(同22日)には本拠地ツインズ戦で「2番・投手、DH」の二刀流出場し、今季最多46球で3回4安打1失点の好投を見せた。初回に先頭弾を浴びながら、直後の1回裏に35号2ランを打つ“やり返し弾”を放った。初回に被弾&本塁打はメジャー史上初の快挙だった。試合後には「4イニングいきたいなとは思ってたけど、球数がちょっとかさんでいたので。次、また伸ばしていきたいなと思います」と振り返っていた。

編集部おすすめ