【中日】今季２１度目の完封負けで連勝４で止まる　左打者８人の“対藤浪オーダー”も好機の一打欠く
左打者８人をスタメンに起用した井上監督だったが…（（カメラ・堺　恒志） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ＤｅＮＡ２―０中日（３１日・横浜スタジアム）

　中日は今季２１度目の完封負け。ＤｅＮＡの先発・藤浪対策として、スタメンに左打者８人を並べたが、好機での一打を欠いた。

　拙攻が続いた。３回まで３者凡退と流れを呼び寄せられなかった。０―１の４回に岡林がチーム初安打となる内野安打で出塁すると、上林の死球で１死一、二塁とチャンスメイク。だが、後続が断たれた。７回にも２死二、三塁としたが、岡林が三ゴロに倒れて無得点。０―２の８回２死二塁と反撃のチャンスでは、スタメンを外れた細川を代打に送ったが、空振り三振に倒れた。４回以降は毎回得点圏に走者を進めたが、得点にはつながらなかった。

　投げては先発・松葉が６回３安打１失点と粘投。初回に二塁打と２四球でいきなり無死満塁のピンチを背負うと、オースティンの遊撃への併殺打の間に先制を許した。３～６回は無安打とＤｅＮＡ打線を封じたが、打線の援護に恵まれなかった。

　チームの連勝は、４でストップ。３位浮上がかかる一戦を落とした。

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