◆米大リーグ ホワイトソックス3―2ヤンキース(31日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が8月31日(日本時間9月1日)、敵地・ホワイトソックス戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、2戦連発の43号ソロを放つなどあと三塁打が出ればサイクル安打という5打数3安打1打点の活躍を見せたが、ヤンキースは逆転負けを喫した。

 初回1死走者なしのジャッジの1打席目。

先発左腕・ペレスに2球で追い込まれたジャッジだったが、3球目の甘く入ったカットボールを捉えると、中堅左へ、打球速度112・6マイル(約181・2キロ)、打球角度21度、飛距離426フィート(約130メートル)という特大弾を放った。2試合連続弾は43号ソロ。敵地ながら大きく盛り上がった。通算358本塁打は、ヤンキースの球団歴代5位タイともなった。

 ジャッジは前日8月30日(同31日)の同カードでも同じように中堅左へ3試合ぶりの本塁打となる42号を打球速度111・0マイル(約178・6キロ)、打球角度25度、飛距離429フィート(約131メートル)で放っていた。

 3回2死走者なしの2打席目には中堅フェンス直撃の二塁打。データサイト「Baseball Savant」によると、ドジャースタジアムなど30球団の本拠地球場のうち15球場であれば本塁打となった当たりだった。5回2死走者なしの3打席目も初球に反応して右前安打。サイクル安打に三塁打を残すのみとリーチをかけた。同点の7回2死一塁の4打席目は二飛。1点を追う9回1死一塁の5打席目は、中飛に倒れた。

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