◆JERAセ・リーグ ヤクルト7―4広島(31日・神宮)

 広島は最下位・ヤクルトに2戦連続の逆転負けで連敗し、3連戦で1勝2敗と負け越した。今季は神宮で3勝7敗となり、同球場は22年から4年連続の負け越しが決まった。

先発・常広が、青学大時代に慣れ親しんだ神宮で4回5失点と精彩を欠いた。4回で10安打を浴びた。ファビアンをスタメンから外した打線は12安打しながら、ビハインドをひっくり返す勢いはなかった。

 以下は新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。

 ―常広投手は初回は村上選手も三振に斬ってという立ち上がりだった。

 「一つ一つのボールはいいボールもあった。ただちょっと、やっぱり高かった。一つ一つのボールはいいボールを投げているんで、もう少し低めに集めることができれば、またピッチングは変わってくると思う」

 ―打線もビハインドを背負う展開。ヒットは出ていた。

 「振れている打者も多いし、サク(坂倉)も昨日に続いていいホームランだったし、継続してやっていきたいなと」

 ―ファビアン選手がベンチスタート。

 「休養も兼ねてというところもあったけど、今日は(下川が)アンダースローで変則なので。アンダースローは、ボールを自分のところに呼び込んで打つバッターというのはなかなか難しいところもある。

だから、今日は前でさばける打者で、あとは足を絡めて、というところで羽月と大盛にいってもらいました」

 ―モンテロ選手が4三振から一夜明けて猛打賞。

 「しっかり前でコンタクトしてるからヒットゾーンに飛んでくれるよね」

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