ソフトバンクが再進撃へ先発ローテをプチ再編することが1日、分かった。2日からのオリックス3連戦(みずほペイペイ)はモイネロ、大関に続き、中5日で上沢を投入予定。

倉野投手コーチはかねて「いる投手で勝つ可能性を上げていくしかない」と強調し、通算80勝のうち、カード別最多の22勝(9敗)を挙げている相性に注目した形だ。

 8月30、31日と敵地で最下位・ロッテに連敗。2位の日本ハムも連敗し、1ゲーム差が変わらなかったことは救いだが、立て直しは急務だ。翌週の日本ハム戦(9日・エスコン)も見据えて火曜日を託すモイネロで連敗を止め、大関も今季のオリックス戦は3試合で2勝1敗、防御率1・80と好相性。連勝でオリックスキラーの上沢に回れば、同一カード3連勝の可能性も広がる。

 チームとしても、オリックスは9勝3敗2分けのお得意様。安定の「10勝トリオ」をぶつけ、パ・リーグ連覇の流れをつくる。

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