ドジャースは1日(日本時間2日)、リリーフのマイケル・コペック投手(29)、金慧成内野手(26)がともに負傷者リスト(IL)から復帰して、出場選手登録したことを発表した。メジャーリーグでは9月1日から出場選手枠(ロースター)が26人から28人に拡大される。
コペックは昨季途中にドジャースに加入して24登板で防御率1・13とフル回転して、ワールドシリーズ制覇にも貢献した。今期は8登板で防御率0・0だが、7月に右膝の手術を受けて長期離脱となっていた。今季ド軍入りした金慧成は58試合の出場で2本塁打、15打点、打率3割4厘をマークしたが、左肩を痛めて7月下旬にILに入った。
球団史上初のワールドシリーズ連覇を狙うドジャースが迎えるシーズン終盤。地区優勝へのマジックは「23」となっているが、不安要素もある。リリーフは左腕のベシアが離脱中で、スコット、イエーツらが本調子ではなく、登板過多気味で疲労も蓄積。コペックが加わることは大きなプラス材料だ。金慧成は本来の二塁だけでなく、調子が上向かないコンフォートが守る左翼を守ることも期待されている。