◆米大リーグ ブルワーズ8―10フィリーズ(1日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)が1日(日本時間2日)、敵地・ブルワーズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、4打数無安打1四球3三振で、50号本塁打は出なかった。フィリーズは最大4点差をひっくり返して逆転勝ちした。

 ブルワーズは23歳の怪物新人・ミジオロウスキーが先発。シュワバーは初回1死走者なしの1打席目に、3球で空振り三振。見逃しストライクだった初球の外角直球は101・4マイル(約163・2キロ)で、最後も高めの100・9マイル(約162・4キロ)直球に手が出た。

 4点を追う4回先頭の2打席目も、カウント2―2から100・9マイル(約162・4キロ)で空振り三振。2点を追う5回1死三塁では左腕のアシュビーとの対戦となったが、見逃し三振を喫して3打席連続三振となった。6―6の同点となった7回無死一塁の4打席目は左腕のケーニッグに中直。8―8の9回先頭の5打席目は、右腕・ウリベと対戦し、フルカウントから四球を選んで出塁して、代走が送られて途中交代した。

 シュワバーは8月28日(同29日)の本拠地・ブレーブス戦では圧巻の1試合4本塁打で一気に46、47、48、49号を放ったが、その後は4試合連続で本塁打なし。直近3試合で8三振を喫している。ドジャースはこの日試合がなく、大谷翔平投手(31)は45本塁打のままで、直近6試合は本塁打が出ていない。

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