◆JERAセ・リーグ 広島5―8DeNA(2日・マツダスタジアム)

 広島は、DeNAとの3連戦初戦で大敗し、3連敗で3位まで2ゲーム差に広がった。

 先発・床田が、まさかの2回7失点KOを食らった。

昨季は9月以降に1勝もできず、5戦4敗だった左腕。昨年にチームが月間20敗を喫した“魔の9月”の初戦で、痛恨の大炎上だ。21年10月13日のDeNA戦(マツダ)以来4年ぶりの自責7という乱調で意地を見せられなかった。

 序盤に大量ビハインドを背負った打線は、2回1死一、三塁から佐々木の投ゴロの間に1点を返し、床田の代打・前川の適時打。序盤に2点を返したが、それ以降が続かなかった。4回1死一、二塁の場面では、一走・坂倉が、代打・二俣の右中間の飛球で二塁を回った後、二塁を踏み直すことなく一塁に戻り、相手のアピールプレーによってアウトに。追い上げムードに水を差す走塁ミスも痛かった。8回は末包の適時二塁打、佐々木泰が2点二塁打で3点を返したが。3点差に詰め寄るのが精いっぱいだった。

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