◆JERAセ・リーグ 中日3―5阪神(2日・バンテリンドーム)

 中日は終盤に反撃するもあと一歩、及ばず敗戦。序盤の失点が響いた。

 先発したマラーが、3回に佐藤輝と熊谷に2ランを被弾して4失点。先制を許すと、自己最多の129球を投げて、6回6安打4失点で降板した。

 打線は、阪神・村上に6回まで2安打とチャンスを作れず、ゼロを並べた。だが、0―5の7回。細川、ボスラー、山本の3連打で、1点を返すと、なおも2死二、三塁、代打・大島が中前の2点適時打で、2点差に詰め寄った。

 だが、8回以降は無得点。首位・阪神より2安打多い8安打を放ちながらも、3得点。2点差まで詰め寄ったが、力尽きた。試合前時点では、3位・DeNAに1・5ゲーム差とし、13年ぶりのCS進出圏内に踏みとどまっていた。一戦も落とせないシーズン終盤で、投打に課題を残した。

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