◆第10回紫苑S・G2(9月7日、中山競馬場・芝2000メートル=3着までに秋華賞の優先出走権)追い切り=栗東トレセン、9月3日

 オークスで5着のリンクスティップ(牝3歳、栗東・西村真幸厩舎、父キタサンブラック)は坂路を単走で55秒1―12秒2。開門直後のきれいな馬場をスムーズに駆け抜けた。

 オークス後に左前脚の第1指骨剥離骨折が判明したが、新田助手は「軽度だったから問題ありません。前走の最終追い切りのときよりパワフルさが増している感じがします」と万全を強調した。

 先週8月27日の1週前追い切りでは初コンビの北村友一騎手が騎乗し、CWコースで6ハロン81秒0―11秒0。古馬を相手に6馬身追走し、2馬身の先着で終えた。新田助手は「先週、しっかりやったので、今週はさらっと。10キロちょっと増えていて成長分。背が伸びて(馬体に)幅も出てきました」とスケールアップを実感していた。

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