◆米大リーグ ロイヤルズ3―4エンゼルス(3日・米ミズリー州カンザスシティー=カウフマンスタジアム)

 エンゼルスのジョ・アデル外野手が3日(日本時間4日)、敵地のロイヤルズ戦で逆転の33号3ランに決勝タイムリーとチーム全得点をたたきだした。

 2点ビハインドで迎えた6回1死一、二塁で右腕シュライバーの初球の直球をフルスイング。

打球は25度というライナーでバックスクリーンを直撃する3ラン。そして、同点に追いつかれた8回2死三塁ではフルカウントからの98・4マイル(約158キロ)のシンカーを遊撃に転がすタイムリーとなった。

 2017年のドラフト1巡指名でプロ入りしながら毎年のように期待を裏切ってきたアデルは昨年20本塁打、62打点で覚醒。今季は開幕からレギュラーとして活躍、33本塁打、90打点に乗せた。特に8月以降はこれで12本塁打の量産。トラウトに代わるチーム生え抜きのスターになる日も近い。

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