◆JERAセ・リーグ 中日5―7阪神(4日・バンテリンドーム)
阪神が快勝で、苦戦してきた中日にカード勝ち越しを決めた。
流れを引き寄せたのは、主砲のバットだった。
3点リードの7回無死一、二塁では近本が右翼線へ適時二塁打。新人から入団7年目の通算安打数は1070となり、長嶋茂雄(巨人)に並んだ。その後も森下の2点二塁打などで一挙4点を奪った。
投手陣はブルペンデーで、ネルソンは来日初先発で3回零封。4回からは小刻みにつないだ。終盤に中日打線の粘りもあったが、逃げ切った。
これで、13カード連続負け越しなし。唯一負け越していた中日との対戦成績も10勝10敗の五分に戻した。5日から本拠地甲子園に戻って広島3連戦。歓喜の瞬間は迫っている。