◆JERAセ・リーグ 広島0―1DeNA=6回表2死一、二塁降雨コールドゲーム=(4日・マツダスタジアム)
広島は、雨に泣く形でDeNAに痛い1敗を喫した。CSを争う相手にカード負け越しで、3位まで再び2ゲーム差に広がった。
台風15号接近の影響で、試合開始前から雨が降る中で午後6時1分にプレイボール。両軍無安打で迎えた3回に広島の先発・高が2四球と制球を乱し、2死一、二塁のピンチを背負った場面の午後6時41分に試合が中断。52分後に試合が再開されたが、直後に桑原に先制打を許した。
高は、6回途中1失点と踏ん張った。6回は1安打1四球などで2死一、二塁で佐野を迎えたところで、ハーンにマウンドを譲った。だが、直後から雨脚が強まり、午後8時47分から再び中断。34分間の中断の末にコールドゲームが宣告された。中断は計1時間26分、試合時間は1時間54分だった。
マツダでの同カードは、7月17日に3度の計2時間21分という、降雨では2リーグ制後で最長となった中断の末に、6回裏1死コールドで1―1で引き分けた試合があった。試合時間は1時間54分で中断時間を下回るという、異例の展開だった。