◆JERA セ・リーグ 巨人1―12ヤクルト=8回裏降雨コールド=(4日・岐阜)

 ヤクルトは村上宗隆内野手の16号先制2ランと17号満塁弾の6打点など、今季最多12点を奪い爆勝した。高津臣吾監督は「最近あまり大量得点というか、つながりがあまり良くなかったので、今日に関しては、非常に長打も四球もよく取れましたし、いいつながりができたと思います」と振り返った。

 2日のカード初戦(京セラD)の試合前にはナインの前で今季限りでの退任を報告した。「火曜日(2日)のゲーム前に選手とかスタッフとか、みんなを集めて色々話をさせてもらって、そこから連敗して勝てなかったので、ちょっとそういうのも影響があるのかなと思ったんですけども、今日一つ勝ってよかったですし、いつでも、どんなゲームでも、やっぱり勝つことの難しさと、うれしさとを今日みんなと分かち合えたゲームだったと思います」。指揮官にとっては感慨深い1勝となった様子だった。

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