◆JERAセ・リーグ 中日5―7阪神(4日・バンテリンドーム)
中日は終盤に追い上げたが、勝利に届かなかった。前半は打線が阪神の小刻みな継投に苦戦。
―序盤に得点したかった。
「そうだね」
―阪神は中継ぎをつなぐブルペンデー。的を絞りにくかったか。
「ブルペンデーか知らないけど、出てくる投手をどうにかするしかないから。別にブルペンデーだからきついということもないし。ただ、それで打ちあぐねた前半が尾を引いたかなと」
―3回1死満塁で田中に事を起こしてほしかった。
「それはもう任せた結果だから。俺も任せたから、何しているんだということはないし」
―細川が2戦連続の本塁打。
「勝つ試合で打ちたかっただろうし、勝ちにつなげたかっただろうし。それはもう続けていくしか」
―石川昂が欠場。
「もう抹消します。脇腹やっちゃったみたいで。きのうああいう形(今季1号本塁打)で何で使わないのと思った方もいるかもしれないけど、使える状態ではなかった。試合が始まる前に発覚したので」
―涌井は佐藤輝に難しい球を打たれた。
「キング(本塁打トップ)なだけに、あんな打球を打つか、という感じだったけど。涌井なりには細心の注意を払っただろうし、何も考えずに打ってくださいというボールを投げたわけではないから。細心の注意を払ったことは認めつつ、でも、他に手はなかったかというところも追求するのは俺らの仕事かな」