◆JERAセ・リーグ 広島0―1DeNA=6回表降雨コールド=(4日・マツダスタジアム)
3位・DeNAが4位・広島に6回表降雨コールドで勝ち切り、ゲーム差を2に広げた。さらに2位・巨人相手にも1・5差まで詰め寄った。
3回、蝦名が四球で出塁した直後の3回2死一、二塁午後6時41分から降雨の影響で一時中断となった。グラウンドにはシートがかけられたが、同7時33分に再開。再開直後に桑原がV打となる左前適時打で先制した。その後は試合が進み、午後8時47分に再び降雨のため試合が中断。その後雨脚は強まり、午後9時21分に降雨コールドが宣告された。
先発の平良は5回3安打無失点の好投。6回降雨コールドで7月31日ヤクルト戦(横浜)以来、35日ぶりの白星で3勝目をあげた。降雨の影響で2度試合が中断したが、4回、5回の2イニングだけで5奪三振をあげるなど計6奪三振で広島打線に的を絞らせなかった。試合後平良は「5回無失点でフォアボールが無かったのが一番良かったんじゃないか。こういう天気の中で先に相手に点を与えなかったのも良かったと思いますし、集中力を切らさずにできたのが一番良かったんじゃないか」と振り返った。