◆ラグザス presents 第32回 WBSC U―18 野球ワールドカップ ▽1次ラウンド 日本―韓国(6日・沖縄セルラー那覇)
開幕カードとなった5日のイタリア戦で白星発進した高校日本代表は、6日の午後6時半から強敵の韓国と激突する。予告先発は、日本が今夏の甲子園を制した沖縄尚学の2年生サウスポー・末吉良丞(りょうすけ)、韓国は最速157キロを誇る188センチの長身右腕、パク・ジュンヒョン(北一)がマウンドに立つ。
パクは17日のKBO新人ドラフトで全体1位指名も予想される逸材。父のパク・ソンミン氏(40)は韓国プロ野球で通算269本塁打を放った強打者で、昨年はコーチ研修のため来日。巨人の育成コーチとして親身な指導を行い、日本語も積極的に学び、増田陸内野手に下半身の回転で打つことの重要性を説き、ブレイクの下地を作ったことでも知られている。日本打線は足も絡めた攻撃で、攻略の糸口を見いだしたい。
土曜日のナイトゲームということもあり、沖縄のファンが大挙詰めかけることは必至。甲子園V左腕VS韓国高校球界NO1右腕の投げ合いに、注目が集まる。(加藤 弘士)