◆ラグザス presents 第32回 WBSC U―18 野球ワールドカップ ▽1次ラウンド 日本-韓国(6日・沖縄セルラー那覇)
開幕カードとなった5日のイタリア戦で白星発進した高校日本代表は、6日の午後6時半から強敵の韓国と激突する。予告先発は、日本が今夏の甲子園を制した沖縄尚学の2年生サウスポー・末吉良丞(りょうすけ)、韓国は最速157キロを誇る188センチの長身右腕、パク・ジュンヒョン(北一)がマウンドに立つ。
球場入りした小倉全由監督は、韓国について「力がありますので、昨日のようなゲームにならないように、しっかりやらなきゃいけない」と警戒。「昨日は初戦でもあっただろうし、『もっと思い切りやっていいよ』と。結果がうまくいかなかったら、サインを出した監督が悪いんだから、気にしないでいこうと」と硬さのあったイタリアとの初戦を経て、快活にプレーすることを望んだ。
先発マウンドは末吉に託す。「甲子園大会から見させてもらっていて、いいピッチャーだし、その力を出してもらえたら。相手もいいピッチャーって聞いてます。いいピッチャー同士でやるので、いいゲームになると思います」と一戦必勝へ力を込めた。