◆ラグザス presents 第32回 WBSC U―18 野球ワールドカップ ▽1次ラウンド キューバ8-0イタリア(6日・沖縄セルラー那覇)
「キューバの至宝」として巨人で2年間プレーしたフレデリク・セペダ外野手(45)を父に持つキューバ代表のセペダ・フレデリッチ外野手がイタリア戦に「8番・中堅」でスタメン出場。適時打や二塁打を含む4打数2安打1打点でチームの開幕連勝に貢献した。
「大きなスイングをすることなく、コンタクトすることを心がけています。父は僕のアイドル。プレッシャーもありますが、父を見習って、偉大な選手になりたい」
父が巨人でプレーした14、15年の2年間は東京で過ごした。「2年間住んで、とても素晴らしい国だった。日本の礼儀正しさ、お互いの思いやりが素晴らしいところ。日本野球のいいところを、自分の野球の生かしていきたい」と意気込み、当時の巨人で好きだった選手に「ロペス選手です」と答えた。
偉大な父はキューバリーグでは10―11年シーズンに打率3割9分7厘、28本塁打、81打点、出塁率5割1分8厘を記録。2004年アテネ、2008年北京五輪に出場し、キューバを代表する強打者として活躍した。
2014年5月に巨人入り。15年は21打数無安打も出塁率2割5分と存在感を発揮。在籍2年間で通算72試合に出場し、打率1割6分3厘、6本塁打、19打点だった。