◆秋季高校野球神奈川県大会▽2回戦 横浜10x―0浅野=5回コールド(7日・サーティーフォー保土ケ谷)

 横浜が秋初戦をコールドで発進した。夏の甲子園でもベンチ入りしていた1年生左腕・小林鉄三郎投手が先発し、4回をパーフェクトピッチング。

合計8つの三振を奪った。村田浩明監督(39)は「甲子園でも投げさせたかった投手。織田(翔希)が計算できるので、ピッチャーをもう一枚つくることを考えてきました」と納得の表情で話した。

 打線は、1番に主将の小野舜友一塁手(2年)。二刀流の池田聖摩遊撃手(2年)が3番に入り、4番が1年生の川上慧右翼手(1年)という並び。浅野は遊撃手を外野に置く“4人外野”や、外野手を極端に左右に寄せるシフトを敷いてきたが、上位下位を問わず低く強い打球を飛ばし、8安打で10点を挙げた。

 指揮官は「横浜高校に来たなかで、一番熱量のあるチーム。小野が活気、元気を注入してくれていて、スタートから『この子たちだったらやれるな』と感じていました」と手応えを明かした。

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