◆初代タイガーマスク「ストロングスタイルプロレスVol.36 ーTHE 20th ANNIVERSARYー“過激な仕掛人”新間寿は終わらない!」(11日、後楽園ホール)観衆1388
初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は11日、後楽園ホール大会を開催した。
ダブルメインイベント第1試合でスターダムのスターライト・キッドが初参戦しSSPW女子タッグ王者のジャガー横田、藪下めぐみとトリオを結成した。
3月の大会で出場が発表されながらケガで欠場となったスターライト・キッド。マスクをジャガーへの敬意を込めたジャガー柄と後頭部に初代虎を縫い込んだ特別バージョンで登場。さらに入場で初代タイガーマスクをほうふつとさせるコーナーポストに立ち、人さし指を差すポーズを披露した。
「プロミネンス軍団」の世羅りさ、柊くるみ、夏実もちとの対戦では、ジャガーと椅子を使った合体技を敵にぶつければ、柊にフライングボディープレスなど華麗な空中殺法でホールを埋め尽くした1388人の観衆を魅了した。試合はジャガーが夏実をフィッシャーマンズバスターで沈め、勝利した。
バックステージでジャガーから「意外と実力者。頼もしいし意外とパワーある。頼りないという感じが一切ない」と絶賛されたスターライト・キッドは「とてもうれしく思います」とジャガーとの初タッグに感激した。
さらにSSPWへの参戦に「スターダムの虎としてストロングスタイルプロレスには、もっともっと上がるべきレスラーだと思うんです。ぜひまた呼んでください」と継続参戦に意欲をあらわにした。
入場シーンに「5年ぐらい前にやっていたんですが、今日は絶対にやるべきだなと思い、特別にあのポーズやりました」と初代虎へのオマージュだったことを明かし、この日、体調不良で来場が中止になった佐山へ「いつかお会いしたいと思います」と熱望した。
さらにジャガー&藪下が持つSSPW女子王座に「勝負しにいくのもありですかね?狙いにいっても、いいですか?」とジャガーに問いかけると「敵がいた方がベルトは光るので、いつでも来て」と応じた。
◆9・11後楽園全成績
▼メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負
○挑戦者・黒潮TOKYOジャパン(3分58秒 肩の負傷による→レフェリーストップ)王者・船木誠勝●
▼ダブルメインイベント 6人タッグマッチ
スターライト・キッド、○ジャガー横田、藪下めぐみ(15分01秒 フィッシャーマンズバスター→体固め)世羅りさ、柊くるみ、夏実もち●
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○スーパー・タイガー、竹田誠志(スクールボーイ)村上和成●、川村亮
【注】公式記録に試合時間の表記なし
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○間下隼人、関根“シュレック”秀樹、洞口義浩(13分52秒 FSR on the 有刺鉄線ボード)大仁田厚、雷神矢口、リッキー・フジ●
▼タッグマッチ 30分1本勝負
Sareee、○彩羽匠(13分46秒 ランニングスリー→エビ固め)NORI、光芽ミリア●
▼タッグマッチ
日高郁人、○阿部史典(9分55秒 ハムロール)タイガーマスク、SUGI●
▼タッグマッチ 20分1本勝負
本間多恵、○MIRAI(9分43秒 逆エビ固め)櫻井裕子、叶ミク●