日本相撲協会は12日、東京・両国国技館で取組編成会議を開き、秋場所初日(14日)の幕内と十両、2日目の幕内の取組を決めた。

 初土俵から所要12場所の新三役、西小結・安青錦(安治川)は初日に横綱・大の里(二所ノ関)の胸を借りる。

初対決となった先場所は2日目に顔を合わせ、簡単に押し出されてしまった。課題の立ち合いをどう克服するかが注目だ。2日目は東前頭3枚目・熱海富士(伊勢ケ浜)、大の里は40歳の大ベテラン、東前頭筆頭・玉鷲(片男波)と対戦する。

 先場所、途中休場の横綱・豊昇龍(立浪)は初日に玉鷲の挑戦を受ける。過去の対戦は豊昇龍の10勝3敗。直近では6連勝している相手だが、立ち合いをミスすると墓穴を掘る可能性もある。2日目は苦手(過去の対戦は3勝10敗)としている東小結・高安(田子ノ浦)と対戦する。

 その他、大関・琴桜(佐渡ヶ嶽)は初日が西前頭筆頭・阿炎(錣山)、2日目が東前頭2枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)。今場所が大関取りの場所となる東関脇・若隆景(荒汐)は初日に伯桜鵬、2日目に西前頭2枚目・王鵬(大嶽)とそれぞれ対戦する。

 休場は東前頭12枚目・尊富士(伊勢ケ浜)と東十両3枚目・遠藤(追手風)の2人となった。

編集部おすすめ