カーリング ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦 第2日(12日、北海道・稚内みどりスポーツパーク)

 代表決定戦に王手をかけた女子のロコ・ソラーレは、SC軽井沢クラブに4―5で敗れて初黒星。スキップ・藤沢五月は「この試合に限って言うと、最後に上野選手がいいドローを決めて、私が決めきれなかった。

ただ単純な、負けの敗因」と振り返った。

 ラスト1投が明暗を分けた。4―4で迎えた最終エンド(E)、後攻はロコ・ソラーレ。SC軽井沢クのスキップ・上野美優が、ガードの石をかいくぐりながらのドローショットでNO1を作った。ハウス中央に置けば勝利、1次リーグ突破が決まった藤沢のショットは伸びて決まらず。試合後は「ラストショットを決めるのがスキップの責任の一つ。たかが一投、されど一投というところかなと思う」と、唇をかんだ。

 次戦は午後1時からのフォルティウス戦。勝てば2勝しているロコ・ソラーレ、SC軽井沢クの決定戦進出が決まる。藤沢は「チームとして試合はよく作れていたので、最後の最後で私の集中力と、スイーパーを信じて投げるべきかなと思う」と、気持ちを切り替えた。

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