◇カーリング ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦 第2日(12日、北海道・稚内みどりスポーツパーク)
女子1次リーグで、SC軽井沢クラブがロコ・ソラーレに5―4で勝利。2勝目を挙げ、スキップ・上野美優は「昨日のロコ・ソラーレ戦では点差を広げられて自分たちのやりたい形が出来なかったりしたけど、今日はそこを最後までつなげていこうと確認していたので、それが出来た試合だったかなと思う」と笑顔で振り返った。
11日の1戦目は、4―13の大敗。ミスが続き、最終エンド(E)を待たずコンシード負けを喫した。だがこの日は相手にビッグエンドを作らせず、同点で最終Eへ。先攻と不利なEだったが最終投で上野がドローショットを決め、勝利を引き寄せた。「スイーパー陣からも『持って行くから、気持ちよく投げていいよ』と声をかけてもらったので。イメージよく、投げることができた」と、仲間に感謝した。
1次リーグ最終戦は、フォルティウス戦。午後1時からのロコ・ソラーレ―フォルティウスでロコ・ソラーレが勝てば、チームの決定戦進出は決まる。11日の1戦目は8―6で勝っているが、上野は「代表決定戦で勝てるのはすごくうれしいけど、まだまだ続くので。課題をどう克服していくかがカギになる。やることは一緒なので、集中してやっていきたい」と意気込んだ。