東京世界陸上は東京・国立競技場で13日に開幕する。12日は女子マラソン日本代表のオンライン会見が行われ、安藤友香(しまむら)は「マラソン練習の期間も含めて大きなけが、体調不良なく迎えられています。

良好です。目標は最低限入賞。自分がやれることをやるだけ。後悔なくやりきることが目標です」と笑顔で意気込んだ。

 17年ロンドン世界陸上のマラソンで世界大会デビューし17位。21年東京五輪は1万メートルで出場し、22位だった。「2017年はふがいないレースをしてしまった。今回は同じ失敗はしたくない。たくさんの人が応援に来てくださる中で、自分自身のためにも後悔なくやりきって、恩返ししたいですし、世界陸上という舞台で結果を残せるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 両手をダラリと下げ、腕を大きく振らずに走る“忍者走り”が安藤の代名詞。「これまで、やるべきことはやってきた。やってきた自分を信じてスタートラインに立って走るだけかなと思います」と自信を持って世界へリベンジする。

 14日に行われる女子マラソンは、午前8時スタート予定だったが、猛暑によるアスリートの健康と安全への影響を考慮して午前7時30分号砲に変更された。

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