東京世界陸上は東京・国立競技場で13日に開幕する。

 12日は女子マラソン日本代表のオンライン会見が行われ、2大会連続代表の佐藤早也伽(積水化学)は「けがもなく体調も良いのでコンディションは良いかなと思っています。

自分の目標である入賞を目指して頑張りたいと思っています」と淡々と意気込んだ。

 3月の名古屋ウェイメンズマラソンで、自己ベストを1分以上も更新する2時間20分59秒をマークして代表内定。同レースは「いつも後半ペースダウンしてしまう課題を克服して、ラストまでペースを落とさずに押し切れた」と自信につながっている。今大会は厳しい暑さが予想されるが、暑熱対策として「暑い中でも練習してきたので、(前回大会の)ブダペストよりも暑さへの不安は少ないかなと思います」と力を込める。

 世界大会デビューとなった前回の23年ブダペスト世界陸上は「初めての大きな大会で、ペースメーカーもいないレースだったので、レースの雰囲気に飲まれてしまった部分が大きかった」と20位。2回目の世界舞台で、リベンジする。

 14日に行われる女子マラソンは、午前8時スタート予定だったが、猛暑によるアスリートの健康と安全への影響を考慮して午前7時30分号砲に変更された。

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