大相撲の十両・琴栄峰(佐渡ケ嶽)が12日、千葉・松戸市の部屋で行われた朝稽古で、秋場所(14日初日、東京・両国国技館)へ向けて最終調整を行った。
場所前は部屋の大関・琴桜、兄で名古屋場所優勝の琴勝峰の胸を借りて稽古を重ねてきた。
新入幕だった先場所は6勝9敗。秋場所は十両からの再出発となるが、先場所の経験を振り返り「本当に少しのことだと感じた。勝負どころのツメの甘さや、少しの甘さで勝負が決まってしまう。そのようなところを直していけば。力は通用するとは感じた」と語った。
再入幕を狙う秋場所へ向けては「相撲界に入っている以上、幕内で相撲を取りたい。幕内に戻れる番数は勝ちたい」と意気込んだ。